ウインシノビ（2015年生、母セイウンクノイチ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、筒井征文から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって2,052万円で落札された。

ウインレーシングクラブにて総額2,800万円（7万×400口）で一口馬主が募集された。

2歳（2017年）

10月1日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

10月21日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

3歳（2018年）

1月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の冬将軍賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

3月2日、中4週で迎えた4戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったホーリーカバージョに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアイファーアイドルに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月18日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスギノハヤブサに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のサノノスカイをクビ差振り切って下馬評通りの実力を証明した。

5月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップメロン賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

5月23日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたキタノパンドラ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

6月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で戸部尚実騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップミント賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で戸部尚実騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップマスカット賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で戸部尚実騎手（9戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で戸部尚実騎手（10戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた15戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（11戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（12戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（13戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（14戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（15戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた22戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（16戦2勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、勝ったハッピーオーキッドに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月16日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦の最愛なる宮地よしみ誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（17戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のジューンシェイカーをクビ差振り切って制した。

11月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（18戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月10日、中0週で迎えた25戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（19戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のインサイドアウトを3/4馬身振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

12月19日、連闘で迎えた26戦目は、山羊座特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（20戦4勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。

4歳（2019年）

1月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（21戦4勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた28戦目は、金城ふ頭賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸部尚実騎手（22戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた29戦目は、東海スーパージョッキーズ（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフクノブラッサムに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月15日、中1週で迎えた30戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（23戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた31戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（24戦4勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ニュークラウンにクビ差交わされて2着となった。