キングトライ（1992年生、母ナカノフロルア）
1992.03.10
キングトライ（1992年3月10日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時15歳）と交配したナカノフロルアが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中本 隆志。戦績は、地方38戦25勝2着3回。主な勝ち鞍は1995年のとちぎアラブ王冠。
経歴
デビュー前
中村憲和厩舎（宇都宮）へ入厩。
2歳（1994年）
6月29日、デビュー戦は鈴木正騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（宇都宮ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は450kg。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコダマオリンピアに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
7月27日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホシハヤネオンに7馬身の差をつけて2勝目を獲得した。
8月25日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホシハヤネオンに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。
9月20日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のドウカンガンバに6馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。
10月21日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木正騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコダマオリンピアに3馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。
10月31日、中0週で迎えた6戦目は、2歳戦の黒バラ特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木正騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコダマオリンピアに4馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。
11月13日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木正騎手（6戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルイイチバンに6馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。
12月7日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦の全日本アラブ争覇（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木正騎手（7戦7勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
3歳（1995年）
5月17日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、アラ系一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木正騎手（8戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイワに2馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。
5月31日、中1週で迎えた10戦目は、ガーベラ特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木正騎手（9戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートフェアリーに1馬身半の差をつけて9勝目を収める
6月18日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木正騎手（10戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートフェアリーに2馬身の差をつけて10勝目を達成した。
7月9日、中2週で迎えた12戦目は、七夕特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で鈴木正騎手（11戦10勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月6日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、天の川特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で鈴木正騎手（12戦10勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマショウメイカに1馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす
9月15日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、3歳戦の北日本アラブ優駿（水沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で鈴木正騎手（13戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョセツローゼンから2馬身半差の2着に敗北した。
10月29日、中5週で迎えた15戦目は、3歳戦のとちぎアラブ王冠（宇都宮ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で鈴木正騎手（14戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナスノリンボーに半馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす
11月13日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の北関東アラブチャンピオン（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で鈴木正騎手（15戦12勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のスケルトンダンディに5馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす
12月29日、中6週で迎えた17戦目は、とちぎアラブ大賞典（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で鈴木正騎手（16戦13勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタマスキーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
4歳（1996年）
1月20日、中2週で迎えた18戦目は、睦月特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で鈴木正騎手（17戦14勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のナスノリンボーに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
2月24日、中4週で迎えた19戦目は、桃花特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で鈴木正騎手（18戦15勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナスノリンボーをハナ差制して怒涛の5連勝を決めた。
3月12日、中1週で迎えた20戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、魚座特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアイホーマーに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
3月24日、中1週で迎えた21戦目は、高崎観音賞（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンダークロードから半馬身差の2着に敗北した。
4月7日、中1週で迎えた22戦目は、鬼怒川特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアイホーマーに3馬身の差をつけて優勝
4月29日、中2週で迎えた23戦目は、若葉賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアイランドフイルドに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月12日、中1週で迎えた24戦目は、花みずき特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月22日、中5週で迎えた25戦目は、胡蝶特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアイランドフイルドをハナ差制して勝利数を20に伸ばす
7月26日、中4週で迎えた26戦目は、全日本アラブ大賞典（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（6戦4勝）。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
8月25日、中3週で迎えた27戦目は、天の川特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（19戦16勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアイランドフイルドをハナ差制して勝利をモノにする
9月16日、中2週で迎えた28戦目は、セイユウ賞（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（20戦17勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月20日、中4週で迎えた29戦目は、姿川特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（21戦17勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月4日、中1週で迎えた30戦目は、オータム特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（22戦17勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイテンマンプクからアタマ差の2着に甘んじた。
12月5日、中3週で迎えた31戦目は、報知杯（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木正騎手（23戦17勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイテンマンプクをクビ差制して先頭ゴールを果たした。
5歳（1997年）
5月10日、約5か月の休み明けで迎えた32戦目は、花みずき特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木正騎手（24戦18勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシンダイドウに半馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。
5月24日、中1週で迎えた33戦目は、つつじ特別（足利ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木正騎手（25戦19勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアイランドフイルドに5馬身の差をつけて勝利数を24に伸ばす
6月22日、中3週で迎えた34戦目は、胡蝶特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木正騎手（26戦20勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のパワフルエントリーに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
12月4日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、報知杯（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木正騎手（27戦21勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月29日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた36戦目は、とちぎアラブ大賞典（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木正騎手（28戦21勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。
6歳（1998年）
1月8日、中0週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた37戦目は、雅特別（宇都宮ダート1500m 雪/良）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木正騎手（29戦21勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
1月31日、中2週で迎えた38戦目は、睦月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で鈴木正騎手（30戦21勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。