イーグルターゲット（2011年生、母ペリウィンクル）

イーグルターゲット（2011年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ワシ＋的」。毛色は栗毛。種牡馬のディープスカイ（当時6歳）と交配したペリウィンクルが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）酒井牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方29戦15勝2着5回。主な勝ち鞍は2015年のサードニックス特選(C1-1)。

経歴

デビュー前

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

6月29日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。馬体重は538kg。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた2戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

8月23日、中5週で迎えた3戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた4戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディーエスマインドに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るリワードターンを上がり2位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目を手に入れた。

10月14日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、堀未央奈生誕記念特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアイファーウエストに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

10月26日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた9戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、洋己・巳奈祝結婚特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るディーエスマインドをアタマ差だけ差し切って3勝目を手に入れた。

11月16日、連闘で迎えた10戦目は、才谷屋跡地特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のディーエスマインドに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

12月7日、中2週で迎えた11戦目は、土佐珍味のれそれ特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリワードターンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月20日、連闘で迎えた13戦目は、土佐はし拳特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山崎真騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月28日、連闘で迎えた14戦目は、土佐の田舎寿司特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2015年）

1月10日、中1週で迎えた15戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、さちのかいちご特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のキンノタマゴに3馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

1月18日、連闘で迎えた16戦目は、クロノワ一周年特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は別府真衣騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた17戦目は、手箱山特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したリワードターンにクビ差届かず2着に惜敗した。

2月1日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2-5（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のキッズラルナに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月8日、連闘で迎えた19戦目は、道の駅すくもサニーサイドパーク特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、ウォーターサムデイに交わされて1馬身差の2着となった。

2月15日、連闘で迎えた20戦目は、だるま文旦特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

3月29日、中5週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた21戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、沈丁花賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラウンネプチューに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月19日、中2週で迎えた22戦目は、おおぐま座特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルピルグリムに4馬身の差をつけて制した。

5月17日、中3週で迎えた23戦目は、かに座特選（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るリッカシェクルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月30日、中1週で迎えた24戦目は、ジェイド特選（佐賀ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るカシノリデルを上がり1位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。

6月14日、中1週で迎えた25戦目は、長崎街道内野宿特選（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るロードデュークを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月28日、中1週で迎えた26戦目は、ムーンストーン特選（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイメイハルオに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

8月23日、中7週で迎えた27戦目は、サードニックス特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロードデュークに3馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

9月5日、中1週で迎えた28戦目は、長崎街道神埼宿特選（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（7戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテイエムトッピモンに6馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

10月3日、中3週で迎えた29戦目は、長崎街道佐賀宿特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（8戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた30戦目は、オクトーバー特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（9戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ビレッジカリビアンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月1日、中1週で迎えた31戦目は、長崎街道小田宿特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山口勲騎手（10戦8勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテイエムトッピモンに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。