トーアマサユメ（1995年生、母トーアヒメユリ）

トーアマサユメ（1995年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のルション（当時14歳）と交配したトーアヒメユリが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は（有）トーア牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、中央障害3戦0勝、地方31戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の一般C3ニ C4イ。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

3月29日、デビュー戦は天間昭一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5月17日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

5月31日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で天間昭一騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず最後はアグネスパピヨンと並んで9着同着となった。

6月13日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート2100m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で天間昭一騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で天間昭一騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

9月6日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は天間昭一騎手（7戦0勝）。17頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（8戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手（9戦0勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月8日、中5週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手（10戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

11月14日、連闘で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で天間昭一騎手（11戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4歳（1999年）

4月10日、約5か月の休み明けで迎えた14戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に56kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月9日、中3週で迎えた15戦目は、今井規和騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた16戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月20日、中7週で迎えた17戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C3ニ C4イ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセイエイビックリに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた19戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C3（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた20戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3ハ（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、一般C4ヘ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4ホ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4ヘ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月29日、中0週で迎えた26戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C4ヘ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4ト（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月26日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4ヘ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青木秀之騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーソロソロをアタマ差制して2勝目をゲットした。

5歳（2000年）

1月10日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4イ（宇都宮ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で青木秀之騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3ハ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青木秀之騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャインルーブルから2馬身差の2着となった。

2月13日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で青木秀之騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた32戦目は、一般C3ハ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で青木秀之騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月21日、中0週で迎えた33戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で青木秀之騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で青木秀之騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイフレンドブレスから1馬身半差の2着となった。

4月23日、中1週で迎えた35戦目は、柴嵜勝騎手を鞍上に迎えて、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた36戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3（足利ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた38戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大木義一騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大木義一騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月20日、中4週で迎えた40戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードフェイスから2馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中2週で迎えた41戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた42戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた43戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐川久芳騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のウィナーズパワーに1馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

9月22日、中1週で迎えた44戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐川久芳騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた45戦目は、舞木強騎手を鞍上に迎えて、きんもくせい特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月2日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた46戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月16日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた47戦目は、一般B C2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。