フクノツール（2009年生、母マキノコーラルシー）

フクノツール（2009年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名（福の）＋道具」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラプレジデント（当時9歳）と交配したマキノコーラルシーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方11戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2011年）

5月26日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、ハイブリッジガールに3/4馬身交わされて2着となった。

6月8日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた4戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったオグリカーンに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアスニカケルハシに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月22日、中2週で迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのいちょうステークス（東京芝1600m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

11月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の東京スポーツ杯2歳ステークス（東京芝1800m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

12月11日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

3歳（2012年）

3月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた10戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず15着に終わった。

4月29日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた12戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた13戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトスイグンから1馬身半差の2着に敗北した。

6月24日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の福山チャンピオンシップ（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた15戦目は、めざせレコード弾丸チャレンジ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリタケノハナに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月5日、中1週で迎えた17戦目は、遠藤健太騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で遠藤健太騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。