オグリカーン(2009年生、母オグリクェスチョン)
Oguri Coln
2009.04.08
オグリカーン(2009年4月8日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+父名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のリンカーン(当時9歳)と交配したオグリクェスチョンが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は(有)稲葉牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方43戦9勝2着4回。2011年のライデンリーダー記念(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
米川昇厩舎(北海道)へ入厩。
2歳(2011年)
8月3日、デビュー戦は石川駿介騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ(門別ダート1000m 曇/良)に出走。馬体重は466kg。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
8月18日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ(門別ダート1000m 雨/重)に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手(1戦0勝)。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、リッシンイロハに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
8月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ(門別ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手(2戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。
9月14日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ(門別ダート1200m 晴/重)に出走。鞍上は4戦連続で石川駿介騎手(3戦0勝)。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフクノツールに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
9月27日、中1週で迎えた5戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアポイ山荘特別(門別ダート1700m 晴/重)に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。
10月14日、中1週で迎えた6戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、2歳(笠松ダート1400m 曇/良)に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のタッチデュールをクビ差振り切ってファンの支持に応えた。
11月25日、中5週で迎えた7戦目は、2歳(笠松ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手(1戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、タッチデュールに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
12月17日、中2週で迎えた8戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のつわぶき賞(小倉芝1200m 晴/良)に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。
12月30日、中1週で迎えた9戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念(笠松ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は吉井友彦騎手(2戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マイネルセグメントに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
3歳(2012年)
1月6日、連闘で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ(名古屋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手(3戦1勝)。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。
1月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳(笠松ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手(4戦1勝)。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。
2月17日、中2週で迎えた12戦目は、3歳(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手(5戦1勝)。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエーシンスイアブを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
4歳(2013年)
1月8日、約11か月の休み明けで迎えた13戦目は、一般C7(笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手(6戦2勝)。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエリモテンユウを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然人気に応えた。
1月24日、中1週で迎えた14戦目は、端月特別(笠松ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は6戦連続で吉井友彦騎手(7戦3勝)。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。
1月31日、連闘で迎えた15戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、多摩川オープン(川崎ダート1600m 晴/良)に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。
2月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C6(笠松ダート1400m 雨/重)に出走。鞍上は吉井友彦騎手(8戦3勝)。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のボブリンを半馬身振り切ってファンの支持に応えた。
3月1日、中1週で迎えた17戦目は、十六銀行J-Pointカップ(笠松ダート1600m 雨/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手(9戦4勝)。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。
3月25日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手(10戦4勝)。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。
4月12日、中2週で迎えた19戦目は、奈良津桜賞(笠松ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手(11戦4勝)。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。
4月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2(笠松ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手(12戦4勝)。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。
5月16日、中2週で迎えた21戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、小瀬賞(笠松ダート1600m 晴/良)に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。
5月30日、中1週で迎えた22戦目は、日本ライン賞(笠松ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は吉井友彦騎手(13戦4勝)。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。
6月27日、中3週で迎えた23戦目は、マックル賞(笠松ダート1600m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手(14戦4勝)。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。
7月11日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手(15戦4勝)。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るコホウノカガヤキを豪快な末脚でアタマ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。
7月25日、中1週で迎えた25戦目は、C級チャンピオン特別(笠松ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手(16戦5勝)。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウハレバレを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
8月12日、中2週で迎えた26戦目は、郡上賞(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手(17戦6勝)。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。
8月28日、中1週で迎えた27戦目は、かさオク・サンクス賞(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で吉井友彦騎手(18戦6勝)。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。
9月6日、連闘で迎えた28戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、花野賞(名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。
9月25日、中2週で迎えた29戦目は、一般B5(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は吉井友彦騎手(19戦6勝)。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、伸びてきたグレイトエンペラー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
10月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般B4(笠松ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は山下雅之騎手(1戦0勝)。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。
10月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般B5(笠松ダート1400m 雨/稍重)に出走。鞍上は吉井友彦騎手(20戦6勝)。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。
11月18日、中3週で迎えた32戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般B4(笠松ダート1600m 晴/良)に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。
11月28日、中0週で迎えた33戦目は、冬構え賞(名古屋ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は吉井友彦騎手(21戦6勝)。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。
12月11日、中1週で迎えた34戦目は、一般B4(笠松ダート1600m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手(22戦6勝)。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。
12月29日、中2週で迎えた35戦目は、賛導会杯(笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手(23戦6勝)。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。
5歳(2014年)
1月9日、中1週で迎えた36戦目は、一般B6 C3(笠松ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手(24戦6勝)。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイソノジャストを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。
1月20日、中1週で迎えた37戦目は、千両特別(笠松ダート1800m 曇/良)に出走。鞍上は山下雅之騎手(2戦0勝)。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。
2月11日、中2週で迎えた38戦目は、がんばれ!笠松けいば(笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は吉井友彦騎手(25戦7勝)。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
2月25日、中1週で迎えた39戦目は、龍二・千草結婚記念!(笠松ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手(26戦7勝)。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。
3月6日、連闘で迎えた40戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、東風賞(名古屋ダート1600m 晴/重)に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。
3月14日、連闘で迎えた41戦目は、東海クラウン(笠松ダート1900m 晴/稍重)に出走。鞍上は東川公則騎手(1戦0勝)。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。
4月9日、中3週で迎えた42戦目は、一般B4(笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は吉井友彦騎手(27戦7勝)。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のゴッドスピードユーをクビ差振り切って9勝目を手に入れた。
4月22日、中1週で迎えた43戦目は、菜の花特別(笠松ダート1600m 曇/重)に出走。鞍上は筒井勇介騎手(1戦0勝)。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。
5月14日、中2週で迎えた44戦目は、一般B4(笠松ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は吉井友彦騎手(28戦8勝)。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。