ナイキルージュ（1987年生、母ストローシユーズ）

Nike Rouge

1987.04.25

ナイキルージュ（1987年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホクトフラッグ（当時8歳）と交配したストローシユーズが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）柏台牧場。戦績は、中央平地3戦1勝2着2回。1990年のフローラステークス(オープン 牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

12月10日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアサクサテリーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1990年）

1月5日、中3週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのフローラステークス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したサクラサエズリを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

11月10日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、タモンテンに交わされて1馬身差の2着となった。