ツルノキクヒメ（1999年生、母ハードリソロナ）

Tsuruno Kiku Hime

1999.05.30

ツルノキクヒメ（1999年5月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のヒシアケボノ（当時7歳）と交配したハードリソロナが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は塚尾 勝安。戦績は、地方12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の3歳B。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 12戦1勝 [1-1-1-9/12]
• 総賞金 国内: 167万円
• 生年月日: 1999年5月30日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牝
• 毛色: 青鹿毛
• 厩舎: 田中守 高知
• 馬主: 前野正憲
• 生産者: 塚尾 勝安
• 抹消情報: 地方：2002年10月16日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 1馬身半

ベストレース

• レース名: 3歳B
• 日付/馬齢: 2002年5月26日/3歳
• コース: 金沢ダート1400m 右
• 着順: 1着
• 人気: 1番人気
• 馬番/頭数: 9番/9頭
• 天候: 晴 19.6℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/標準
• レースラップ: 平均=13.1
• 通過順位: 3-2-3-2
• 馬体重 増減: 478kg +1
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 吉原寛人 53.0kg

血統

概要

曾祖母のトモエは中央平地48戦8勝2着10回。父のヒシアケボノは中央G1・1勝（中山芝[1200m]）。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
きS	Striking＝Busher	6*7*7	3.12%
きM	Fairway＝Pharos	5*6	4.68%
牡	Man o' War	7×5	3.9%
牡	Teddy	7×7	1.56%
牡S	Native Dancer	5*7	3.9%
牡S	Polynesian	6*7	2.34%
牡S	Nasrullah	6*6*7*7*7	5.46%
牡S	War Admiral	6*7	2.34%
牡S	Nearco	7*7*7	2.34%
牡S	Bull Dog	7*7	1.56%
牡M	Son-in-Law	7*7	1.56%
牡M	Polymelus	7*7	1.56%
牝S	Glamour	5*6	4.68%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Woodman 1983 （USA）		Mr. Prospector 1970 （USA）	Raise a Native	Native Dancer
				Raise You
			Gold Digger	Nashua
				Sequence
		プレイメイト 1975 （USA）	Buckpasser	Tom Fool
				Busanda
父 ヒシアケボノ 1992 （USA）			Intriguing	Swaps
				Glamour
		Seattle Slew 1974 （USA）	Bold Reasoning	Boldnesian
				Reason to Earn
父の母 Mysteries 1986 （USA）			My Charmer	Poker
				Fair Charmer
		Phydilla 1978 （FR）	Lyphard	Northern Dancer
				Goofed
			Godzilla	Gyr
				Gently
母の父 ハードリドン 1955 （GB）		Hard Sauce 1948 （GB）	Ardan	Pharis
				Adargatis
			Saucy Bella	Bellacose
				Marmite
		Toute Belle 1947 （FR）	Admiral Drake	Craig an Eran
				Plucky Liege
母 ハードリソロナ 1977 （JPN）			Chatelaine	Casterari
				Yssel
		ソロナウエー 1946 （IRE）	Solferino	Fairway
				Sol Speranza
母の母 ソロナメント 1964 （JPN）			Anyway	Grand Glacier
				The Widow Murphy
		トモエ 1951 （JPN）	月友	Man o' War
				星友
			アスエ	プリメロ
				第六オーグメント

血統分類

• サイアーライン: ウッドマン系
• ファミリーナンバー: 7-c

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2002/10/06 高知	ダ1900m 重 雨	黒潮菊花賞 地重	リンデンスワロー 13.1	12 / 12	8枠 12番	赤岡修次	53kg		12人	12-12-12-12	48.1	471	+1
2002/09/08 高知	ダ1600m 良 晴	高知新聞杯	コホウクイン 5.7	10 / 10	4枠 4番	赤岡修次	54kg		8人			470	+4
2002/08/25 高知	ダ1400m 良 晴	桂月特別	グリーンフォックス 2.8	8 / 9	2枠 2番	山北隆士	54kg		9人			466	+4
2002/08/11 高知	ダ1300m 不 曇	緑陰特別	サカノチケット 3.9	12 / 12	4枠 4番	赤岡修次	54kg		7人			462	-10
2002/07/08 金沢	ダ1400m 良 晴	3歳A	ミサキ 2.5	8 / 9	1枠 1番	吉原寛人	53kg		5人	6-5-8-8		472	-9
2002/06/10 金沢	ダ1400m 良 晴	3歳A	リワードプランタン 3.4	8 / 9	7枠 7番	吉原寛人	53kg		3人	7-8-9-8		481	+3
2002/05/26 金沢	ダ1400m 良 晴	3歳B	(スケッチブック) -0.3	1 / 9	8枠 9番	吉原寛人	53kg		1人	3-2-3-2		478	+1
2002/05/11 金沢	ダ1400m 不 曇	3歳B	ツルギフォティテン 0.9	4 / 9	8枠 8番	加藤和義	53kg		7人	3-4-2-3		477	-8
2002/04/29 金沢	ダ1400m 良 晴	3歳A	コーワシェーバー 2.4	7 / 9	6枠 6番	吉原寛人	53kg		4人	4-5-8-7		485	-8
2002/04/15 金沢	ダ1400m 稍 晴	3歳A	キヌガサダンサー 1.7	4 / 9	8枠 8番	吉原寛人	53kg		5人	6-5-3-3		493	+11
2001/11/04 金沢	ダ1300m 重 晴	2歳	カイキョウフブキ 1.2	3 / 11	3枠 3番	吉原寛人	53kg		6人	7-7-9-7		482	-5
2001/10/20 金沢	ダ900m 稍 晴	2歳	リワードホルン 1.0	2 / 9	6枠 6番	吉原寛人	53kg		6人	4-3		487

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

1歳のとき、塚尾勝安から「八戸市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

鷹尾雄治厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2001年）

10月20日、デビュー戦は吉原寛人騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は487kg。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリワードホルンを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2002年）

4月15日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

4月29日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた5戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスケッチブックを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

7月8日、中3週で迎えた8戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

8月11日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の緑陰特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた10戦目は、山北隆士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の桂月特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の高知新聞杯（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月6日、中3週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。