ヤマノルージュ（2003年生、母ヤマノバルーン）

ヤマノルージュ（2003年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋口紅」。毛色は栗毛。種牡馬のステイゴールド（当時9歳）と交配したヤマノバルーンが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）賀張中川牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方33戦2勝。主な勝ち鞍は2007年の一般D2-2。

経歴

デビュー前

佐々木亜良厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

10月22日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

11月19日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、D.ボニヤ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

3歳（2006年）

5月21日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

7月1日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

8月12日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月23日、中5週で迎えた6戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた7戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた8戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグレイスオペラに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2007年）

4月18日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた9戦目は、門別平取町軽種馬生産振興会賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

4月26日、連闘で馬体重を前走から14kg絞って迎えた10戦目は、一般D3-1（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた11戦目は、一般D2-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシャーロックメグに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

7月17日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、一般D1-3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月26日、連闘で迎えた14戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般D1-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（5戦2勝）。11頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月11日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた16戦目は、一般D1-3（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（6戦2勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月25日、中1週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた17戦目は、一般D1-3（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（7戦2勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般D1-3（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた19戦目は、楽天競馬賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手（9戦2勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた20戦目は、広尾町ししゃも賞（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で沼沢英知騎手（10戦2勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

12月9日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた22戦目は、遊駿PLUS創刊1周年記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川添明弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

5歳（2008年）

1月2日、中0週で迎えた23戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川添明弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

3月31日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた24戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、能登さくら駅杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は川添明弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川添明弘騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川添明弘騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた28戦目は、上口英男バースデー記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川添明弘騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川添明弘騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川添明弘騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川添明弘騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川添明弘騎手（10戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

7月20日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、一般C3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川添明弘騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

8月10日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた34戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で川添明弘騎手（12戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

8月17日、連闘で迎えた35戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で川添明弘騎手（13戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3-2（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で川添明弘騎手（14戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた37戦目は、牝馬限定戦のりんどう賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で川添明弘騎手（15戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で川添明弘騎手（16戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で川添明弘騎手（17戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。