ティアップストーム（2013年生、母ゼネラルメデューム）

ティアップストーム（2013年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋嵐」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時14歳）と交配したゼネラルメデュームが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方18戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2017年の一般C1-5。

経歴

デビュー前

新開幸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

11月28日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく15着に敗れた。

3歳（2016年）

1月11日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

7月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた5戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

10月2日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の岡本和也ヘルニア特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトウカイソンジュを差し切れず、1馬身差の2着となった。

10月16日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた7戦目は、銀ぶろう寿司特別（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシングルカスクを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月29日、中1週で迎えた8戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジュモットに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月12日、中1週で迎えた9戦目は、きよーて特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は三村展久騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエメラルキリシマに2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

11月22日、中0週で迎えた10戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ウインプロスパーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中1週で迎えた11戦目は、ひやい特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラガマフィンに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月10日、連闘で迎えた12戦目は、むらぼっくり特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンアグライアに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月31日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は三村展久騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたフイウチ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2017年）

1月22日、中2週で迎えた14戦目は、ヒラメの煮付け特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のピンクインハートを半馬身振り切って断トツの支持に応えた。

2月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るニシノカチヅクシを自慢の末脚で半馬身差し切って単勝一倍台の評価に応えた。

2月22日、中1週で迎えた16戦目は、荒瀬山公園特別（高知ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

4月9日、中6週で迎えた17戦目は、一般C1-7（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた18戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、ぼうしパン特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた19戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C1-5（高知ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のゴーゴーキングに1馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

5月13日、連闘で迎えた20戦目は、轟の滝特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

6月17日、中4週で迎えた21戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた22戦目は、鏡野公園特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた23戦目は、中田貴士特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中田貴士騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。