フレアリングフェア（2001年生、母ヤマノフレアリング）

フレアリングフェア（2001年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のコロニアルアッフェアー（当時11歳）と交配したヤマノフレアリングが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は山口明彦。戦績は、中央平地2戦0勝、地方43戦3勝2着3回。2003年のアドマイヤベガ賞で3着に入った他、2003年のスペシャルウィーク賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鈴木英二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

6月17日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノベルーナに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのタイキブリザード賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのメイショウドトウ賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月30日、連闘で迎えた4戦目は、2歳オープンのスペシャルウィーク賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月19日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのアドマイヤベガ賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月30日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

9月20日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川島洋人騎手（6戦1勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

11月5日、中6週で迎えた8戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のコルチカム特別（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

12月31日、中7週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた9戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のエリカ特別（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

3歳（2004年）

1月7日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦の葉牡丹特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のニューサイエンスを半馬身振り切って2勝目をゲットした。

2月12日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の紅梅特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したスオウサイレンサーを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

3月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳オープンの’04雲取賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で早田秀治騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で早田秀治騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた15戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の羽田盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のあやめ特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（6戦1勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5月17日、連闘で迎えた17戦目は、3歳戦の菖蒲特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、フレンドリーボスに交わされて1馬身差の2着となった。

6月2日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦のあじさい特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（9戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた20戦目は、3歳戦の朝顔特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で早田秀治騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦の朝顔特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で早田秀治騎手（11戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

10月31日、約3か月の休養明けで迎えた22戦目は、高野毅騎手を鞍上に迎えて、おおぐま座特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

12月3日、中4週で迎えた23戦目は、ゴールデンスター賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（12戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた24戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた26戦目は、ウインターテール特別（大井ダート1600m 内回り雪/不良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（13戦1勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

4歳（2005年）

1月18日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（14戦1勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

1月24日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（15戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

3月2日、中4週で迎えた29戦目は、一般C1四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（16戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のミヤウンフローに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月8日、連闘で迎えた30戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた31戦目は、おおいぬ座特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（17戦2勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月8日、中1週で迎えた32戦目は、おとめ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（18戦2勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた33戦目は、さざなみスプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（19戦2勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

5月18日、中2週で迎えた34戦目は、つつじ特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（20戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6月20日、中4週で迎えた35戦目は、夏椿特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

7月19日、中3週で迎えた36戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、荒川特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた37戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、犬吠埼特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。

8月19日、連闘で迎えた39戦目は、シーブリーズ特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた40戦目は、秋祭り特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた41戦目は、秋桜特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本直哉騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた42戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本直哉騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、イシノサヴァントに3/4馬身交わされて2着となった。

11月10日、中2週で迎えた43戦目は、金時山特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で橋本直哉騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた44戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で橋本直哉騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5歳（2006年）

4月20日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた45戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、日高獣医師会特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。