2歳500万下

レース展開

タイセイブレーヴが端を切る形、そのすぐ後ろを進むセトノヒット

タイセイブレーヴが逃げを打つ形となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にセトノヒットが続く。その直後、サクセスアルデンテとバニラパフュームが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはロードガーラとスールドゥカノウ。その1馬身後ろ、フジコとビービーエンプリスは中団やや前。フレアリングフェアは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ディーエスライナーは中団後方の位置取り。続いて、トムコリンズが11番手。カツサカイとキタノウルフは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。その少し後ろ、後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはサンデームサシ。後方2番手の位置でじっと我慢するのはトウカイラッキー。どん尻にアイリッシュハーブがいる隊列で最初のコーナーを通過。

タイセイブレーヴが他馬を軽々とねじ伏せる圧巻の競馬で貫禄V

先頭はタイセイブレーヴでリードは2馬身以上。2番手にセトノヒットとバニラパフュームが続く。その後ろ、サクセスアルデンテ、ロードガーラ、スールドゥカノウらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、軽快に逃げ続ける1番人気のタイセイブレーヴ。そのままタイセイブレーヴが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に8馬身の差をつけてトップでゴールに入った。2着には、2番手の位置から持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したバニラパフュームが続き、2着と2馬身差の3着には、4番手の位置から天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したロードガーラが入った。そこからクビ差遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたサクセスアルデンテが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団前目にいたビービーエンプリスが食い込んだ。2番人気のスールドゥカノウは好位にいたが最後一杯になって10着に敗れた。