フレンドリーボス（2001年生、母マエストーソ）

Friendly Boss

2001.01.25

フレンドリーボス（2001年1月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトワイニング（当時10歳）と交配したマエストーソが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、地方25戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年のブライトフラワー賞。

経歴

デビュー前

秋山重美厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2003年）

9月2日、デビュー戦は森下博騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

10月30日、中5週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエンドレスランナーをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

12月3日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた6戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

3歳（2004年）

1月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳オープンの福寿草特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、5着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のツインエース特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のスプリングフラワー賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月28日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のブライトフラワー賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のベルモントマーキスを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

5月17日、中2週で迎えた12戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菖蒲特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るフレアリングフェアを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝

6月6日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のあじさい特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったシャンハイチキータに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の夾竹桃特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の芙蓉賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

4歳（2005年）

1月7日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた16戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、初富士特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（9戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた18戦目は、ノースウインド特別（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したアタゴトルネイドに3/4馬身届かず2着に敗北した。

2月28日、中2週で迎えた19戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、春暖賞（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

3月17日、中1週で迎えた20戦目は、春風特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（11戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したマクロプロトンを差し切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月30日、中1週で迎えた21戦目は、マーチスター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた22戦目は、春風特別（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したエンジェルボーイに半馬身届かず2着に敗北した。

5月2日、中1週で迎えた23戦目は、ゴールデンホース賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（13戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したフルグラトルを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

12月20日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた24戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、グッドラック特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず12着に終わった。

5歳（2006年）

11月9日、約11か月の休養明けで迎えた25戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、日本軽種馬登録協会特別（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。