アレッタジェロディ（2018年生、母クィーンオブキネマ）

アレッタジェロディ（2018年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「翼(伊)+『英雄』の意味を持つイタリアの人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のクリエイターⅡ（当時5歳）と交配したクィーンオブキネマが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は隆栄牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳。

経歴

デビュー前

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

2月21日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた2戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

4月14日、中4週で迎えた3戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のハラジュクをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

5月13日、中3週で迎えた4戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の稲苗月特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のふたご座特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦1勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた6戦目は、rapora賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた8戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた9戦目は、百年の赤松賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

9月30日、中8週で迎えた10戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブルーモンターニュをクビ差振り切って2勝目をつかんだ。

11月4日、中2週で迎えた12戦目は、カガリビバナ特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた13戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

12月7日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

4歳（2022年）

3月14日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた15戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた16戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

4月6日、連闘で迎えた17戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったスカイクリアーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた21戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず4着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

6月28日、中1週で迎えた23戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、大日ヶ岳賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた24戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、穂高連峰賞（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月27日、中1週で迎えた25戦目は、ラベンダー賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた26戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

9月21日、中5週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた28戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飛田愛斗騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた30戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飛田愛斗騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた31戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

5歳（2023年）

1月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、新春万福賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。