ワンダープトゥリ（2014年生、母ワンダーバーサトル）

ワンダープトゥリ（2014年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋王女（インドネシア語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のカリズマティック（当時18歳）と交配したワンダーバーサトルが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はフクダファーム。主な勝ち鞍は2018年の4歳以上C2-8。

経歴

デビュー前

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

5月14日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

8月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

9月30日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

11月5日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 28（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したリッカハピネスにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフサリアに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2018年）

1月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、勝ったサクラトップキングに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

1月14日、中1週で迎えた9戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた11戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた13戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のニシノレーヌに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月7日、中2週で迎えた14戦目は、エビネ賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったカロミオベンにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

7月22日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7月28日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

8月12日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた18戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月17日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のクラウンムーンに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

9月29日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

10月20日、連闘で迎えた23戦目は、3歳以上C2 44（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（9戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く3着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

12月11日、中4週で迎えた25戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

5歳（2019年）

1月5日、中3週で迎えた26戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

1月13日、連闘で迎えた27戦目は、餅花賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（11戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた28戦目は、初花月賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた29戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた30戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月24日、中2週で迎えた31戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた33戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したサクセスイースターを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

5月6日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（10戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（11戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月2日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（13戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（14戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。