ヤクモリミテッド（1983年生、母ヤクモタカラ）

ヤクモリミテッド（1983年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のリマンド（当時18歳）と交配したヤクモタカラが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道二海郡八雲町、生産者は山崎牧場。戦績は、中央平地17戦0勝、中央障害16戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の障害5歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

3月23日、デビュー戦は4歳未出走（中山ダート1800m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。鞍上は瀬古正明騎手。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月8日、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は三浦繁美騎手。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

7月19日、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦繁美騎手。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

7月26日、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦繁美騎手。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

8月9日、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦繁美騎手。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

8月23日、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦繁美騎手。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

10月5日、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

4歳（1987年）

4月29日、5歳以上400万下の粟島特別（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

5月10日、5歳以上400万下の松浜特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は三浦繁美騎手。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

6月20日、5歳以上400万下（福島芝2400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦繁美騎手。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

7月5日、5歳以上400万下（福島ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で三浦繁美騎手。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

7月12日、5歳以上400万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦繁美騎手。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

7月19日、4歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦繁美騎手。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

8月2日、4歳以上400万下（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で三浦繁美騎手。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

8月16日、4歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で三浦繁美騎手。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

8月29日、4歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で三浦繁美騎手。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

12月6日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で三浦繁美騎手。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

5歳（1988年）

2月14日、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は臼井武騎手。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月27日、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で臼井武騎手。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月10日、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で臼井武騎手。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月8日、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 小雨）に出走。鞍上は渡部秀一騎手。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月16日、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で渡部秀一騎手。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月5日、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は臼井武騎手。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月4日、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は渡部秀一騎手。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月18日、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は瀬古正明騎手。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1989年）

1月21日、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は臼井武騎手。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロバイアンから2馬身半差の2着に敗れた。

2月4日、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で臼井武騎手。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月11日、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で臼井武騎手。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のボーカルターフに約14馬身の大差をつけて勝利を物にした。

3月26日、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は牧之瀬幸夫騎手。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4月23日、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は富田正信騎手。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月5日、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は成田均騎手。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月3日、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内雨/不良）に出走。鞍上は大江原隆騎手。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリビアスカから8馬身差の2着となった。

9月23日、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。