ビットマップ（2013年生、母ピクチャープリンセス）

ビットマップ（2013年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「画像を点の集合で表す表現形式」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時10歳）と交配したピクチャープリンセスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。主な勝ち鞍は2016年の黒百合特別(一般C33 C41)。

経歴

デビュー前

千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

1月24日、デビュー戦は岡田祥嗣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

3月12日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

4月10日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた4戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/不良）に56kgの斤量を背負って出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のイグナイトに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月24日、中1週で迎えた5戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、「AIRDO スペシャル」賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシュートオフに7馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月8日、中1週で迎えた6戦目は、黒百合特別（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のモエルアに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月28日、中2週で迎えた7戦目は、アヤメ特別（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、ポピー特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた9戦目は、ビヤパーティーAiba浦河特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったトモノトップガンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中1週で迎えた10戦目は、新冠ライオンズクラブ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

10月14日、中8週で馬体重を前走から34kg増やして迎えた11戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたレイホーウエーブ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2十三十四十五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

4歳（2017年）

5月12日、約5か月半の休養明けで迎えた15戦目は、一般C2十三十四十五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた16戦目は、東原悠善騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月30日、中4週で迎えた17戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東原悠善騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東原悠善騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、勝ったジツリキヤシャにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

9月15日、中8週で迎えた19戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で東原悠善騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。