トモノトップガン（2013年生、母タキノエンジェル）

トモノトップガン（2013年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモルフェデスペクタ（当時15歳）と交配したタキノエンジェルが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は大高朝幸。戦績は、地方38戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年のビヤパーティーAiba浦河特別(一般C22 C31)。

経歴

デビュー前

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2015年）

4月29日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた2戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた3戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

7月9日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のクラブコンサドーレ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた7戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のクラベエを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

9月29日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく3着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた10戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた11戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

3歳（2016年）

4月20日、約5か月半の休養明けで迎えた12戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は井上幹太騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のユーフォニアムに4馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

5月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた14戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の牡牛座特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のオリオンエールに3馬身の差をつけて優勝

6月28日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のリナクリスタルをハナ差振り切って4勝目を奪取した。

7月14日、中1週で迎えた17戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、小町草特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のワカクイーンをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

7月27日、中1週で迎えた18戦目は、ビヤパーティーAiba浦河特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のビットマップに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月21日、中7週で迎えた19戦目は、ほっとひと息・JA静岡茶特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上幹太騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた20戦目は、日々草特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、モエルアに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月20日、中1週で迎えた21戦目は、みついし花だより特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた22戦目は、美唄産「峰ななつぼし」新米特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

12月21日、中6週で迎えた23戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、埼玉の地酒で乾杯!埼玉地酒応援団賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

4歳（2017年）

1月20日、中3週で迎えた24戦目は、ふかや緑の王国賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた25戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ありがとう37年!清水浩記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた26戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

3月1日、連闘で迎えた27戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

3月29日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2九十（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2八九（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた30戦目は、Ribbonシトロン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阪野学騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた31戦目は、更別トラクターBAMBA特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上幹太騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

5月31日、中1週で迎えた32戦目は、マーガレット特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

7月11日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた33戦目は、いしかり浜サンドパーク特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（8戦3勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

8月8日、中3週で迎えた34戦目は、「平取すずらん」特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は井上幹太騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

8月22日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、ほくほく祭りINまっかり特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

11月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた36戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、ムーンライト特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた37戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、菊の香特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた38戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、おひつじ座特選（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。