リキアイレディー（1983年生、母セキノホマレ）

Rikiai Lady

1983.03.17

リキアイレディー（1983年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のリキアイオー（当時7歳）と交配したセキノホマレが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は森野 利政。戦績は、中央平地15戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の噴火湾特別(400万下)。

経歴

デビュー前

内藤一雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

4月19日、デビュー戦は4歳未出走（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は430kg。鞍上は坂井千明騎手。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、後続との差を5馬身以上保って、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

5月4日、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に敗れた。

5月18日、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤吉勝騎手。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

6月8日、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（1987年）

2月7日、5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は関野弘行騎手。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリンドリーガルに4馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

4月29日、5歳以上400万下（新潟芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は大江原隆騎手。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では超凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

5月31日、5歳以上400万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手。17頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

6月27日、5歳以上400万下（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

8月9日、4歳以上400万下（函館芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は田原成貴騎手。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月15日、4歳以上400万下の噴火湾特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のダイナアルテミスに2馬身の差をつけて勝利を物にした。

9月5日、4歳以上400万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

5歳（1988年）

5月1日、5歳以上400万下（新潟芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は関口睦介騎手。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

5月14日、5歳以上400万下の新発田特別（新潟芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は坂井千明騎手。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたクニノグレンター決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6月12日、5歳以上400万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

7月3日、5歳以上400万下（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブルーパールを3/4馬身振り切って勝利を挙げた。