アトミックコール（1998年生、母ビギナーズラック）

アトミックコール（1998年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のトロットサンダー（当時9歳）と交配したビギナーズラックが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鳩澤博美。戦績は、中央平地4戦1勝、地方18戦1勝2着1回。2000年のラベンダー賞(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

4月18日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオーキッドクイーンに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月31日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイコウイーグルからクビ差の2着に甘んじた。

6月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月15日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

8月2日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ4（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月12日、中0週で迎えた7戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のホロトカジノをクビ差振り切って制した。

9月2日、中2週で迎えた8戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 雨/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

3歳（2001年）

2月11日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のきさらぎ賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

4歳（2002年）

5月1日、約15か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、一般C2-2（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2-2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦2勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2-2（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-1（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（10戦2勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月24日、中5週で迎えた14戦目は、一般D1-1（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（11戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般D1-2（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（12戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた16戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた17戦目は、北海道馬主会会長賞（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2-4（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林靖幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた20戦目は、門別ファンクラブ賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林靖幸騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月31日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般C2-4（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で小林靖幸騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた22戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般D1-2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。13着に終わった。