ホロトカジノ（1998年生、母ホロトジヨイナー）

ホロトカジノ（1998年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒシアリダー（当時8歳）と交配したホロトジヨイナーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は野表稔。戦績は、中央平地1戦0勝2着1回、地方15戦7勝2着2回。2000年のサマーチャレンジ2に勝利した他、2001年の春霞賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

黒川武厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

6月15日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノコクラオーに約13馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

6月29日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーエンジェルに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

7月19日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ2（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のミツルトップワンに6馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、伸びてきたアトミックコール決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月23日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、2歳G3の北海道3歳優駿（門別ダート1800m 雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で千葉津代士騎手（4戦3勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（2001年）

4月26日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳地方重賞の春霞賞（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉津代士騎手（5戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で千葉津代士騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2003年）

5月20日、約24か月の休養明けで迎えた8戦目は、STVラジオ「元気ジンジン」特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で千葉津代士騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のナイトロクイーンに6馬身の差をつけて久々の一戦を物にした。

6月24日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、厚別特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で千葉津代士騎手（8戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のポルウナカベサに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月8日、中1週で迎えた10戦目は、カペラ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で千葉津代士騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のポルウナカベサに4馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

7月24日、中1週で迎えた11戦目は、ミザール特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で千葉津代士騎手（10戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルハチストライクから4馬身差の2着に敗北した。

7歳（2005年）

10月19日、約27か月半の休み明けで迎えた12戦目は、平取町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で千葉津代士騎手（11戦6勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた13戦目は、三石町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で千葉津代士騎手（12戦6勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。15着に敗れた。

8歳（2006年）

5月31日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、更別村柏特別（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で千葉津代士騎手（13戦6勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアクティースマートに1馬身半の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

6月14日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、JA富川ルシナ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で千葉津代士騎手（14戦7勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コスモユウシに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた16戦目は、エアエミネム賞（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で千葉津代士騎手（15戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。