グリーンダーツ（1994年生、母グリーンシティー）

グリーンダーツ（1994年6月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時14歳）と交配したグリーンシティーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）武田牧場。戦績は、地方25戦5勝2着1回。1997年の東京王冠賞(地方重賞)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

三坂博厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1996年）

9月28日、デビュー戦は高橋三郎騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は481kg。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のサーストンマジックに2馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

10月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のなでしこ特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋三郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋三郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋三郎騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のナイキジャスパーに3/4馬身の差をつけて2勝目を収める

12月10日、中3週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のサフラン特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミネノホマレオーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3歳（1997年）

1月17日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のゴールデンステッキ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は高橋三郎騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月12日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の京浜盃（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋三郎騎手（5戦2勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月19日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の雲取賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋三郎騎手（6戦2勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた9戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の黒潮盃（大井ダート1700m 雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月19日、中5週で迎えた10戦目は、3歳戦のライラック特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の東京王冠賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月10日、中4週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月12日、中4週で迎えた13戦目は、トワイライトカップ（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の戸塚記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月30日、中3週で迎えた15戦目は、ムーンライトカップ（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木啓之騎手（6戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムジーロードから1馬身半差の2着に敗北した。

10月30日、中3週で迎えた16戦目は、ハッピーナイト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木啓之騎手（7戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエピーロマンをアタマ差制して勝利を手に入れた。

11月20日、中2週で迎えた17戦目は、3歳G2のスーパーダートダービー（大井ダート2000m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は9戦連続で鈴木啓之騎手（8戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の東京湾カップ（船橋ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木啓之騎手（9戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1998年）

1月22日、中4週で迎えた19戦目は、ハンデ戦のガーネット賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木啓之騎手（10戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の’98ウインターカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で鈴木啓之騎手（11戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のダイワリズムを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

3月31日、中7週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の’98スプリングカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で鈴木啓之騎手（12戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、5着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた22戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で鈴木啓之騎手（13戦2勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の’98グリーンカップ（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で鈴木啓之騎手（14戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

6月1日、中4週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の’98ブリリアントカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で鈴木啓之騎手（15戦2勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

5歳（1999年）

4月14日、約10か月半の休養明けで迎えた25戦目は、ハンデ戦のケンタウルス賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は17戦連続で鈴木啓之騎手（16戦2勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。