チャーミングトーク（2009年生、母ナリタシャルマン）

チャーミングトーク（2009年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「魅力的な＋おしゃべり。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時10歳）と交配したナリタシャルマンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）太陽牧場。戦績は、地方12戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の一般C3二三ア。

経歴

デビュー前

1歳のとき、(有)太陽牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、社台ファームによって966万円で落札された。

蛯名雄太厩舎（大井）へ入厩。

4歳（2013年）

1月21日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、飾馬賞（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のマサノミラコロに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月18日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のワイルドブラックに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月8日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

4月12日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のワイルドブラックを3/4馬身振り切って3勝目を獲得した。

5月16日、中4週で迎えた5戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

9月10日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二イ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のケリーズタイムに2馬身半の差をつけて制した。

5歳（2014年）

6月18日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた7戦目は、一般C3四五（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったビーマイアズサにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

7月18日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3四（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小杉亮騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のブルーラインハルトに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

8月7日、中2週で迎えた9戦目は、大橋広太郎誕生日おめでとう記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小杉亮騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のキョウエイリョウガに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月4日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3二三ア（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小杉亮騎手（4戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて悠々と抜け出し、最後は2着のトーアコロチャンに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月26日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3一（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小杉亮騎手（5戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、ヘッズに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月17日、中2週で迎えた12戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一十二（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。