ナイルオー（1996年生、母ジェドゥーザムール）
Nile O
1996.03.23
ナイルオー（1996年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のFairy King（当時14歳）と交配したジェドゥーザムールが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方19戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上C2。
経歴
デビュー前
松山康久厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1999年）
8月1日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に敗れた。
11月7日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。
4歳（2000年）
2月6日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。
7月2日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg絞って迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた5戦目は、ヒヤデス特別（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月24日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1000m 小雨/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。
11月1日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラクリスタルに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。
11月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般D3-4（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアレクサンダーに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
11月22日、連闘で迎えた9戦目は、一般D3（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルシンケンに9馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
5歳（2001年）
5月2日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、一般C2-2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマイシャウに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
5月24日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、当別特別（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオーシャンブルーをアタマ差制して怒涛の5連勝を決めた。
7月18日、中7週で迎えた12戦目は、ふらのワイン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズビッグスターから1馬身半差の2着に敗北した。
8月16日、中3週で迎えた13戦目は、ミラ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月24日、中9週で迎えた14戦目は、JA門別町馬舞米特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカネコメフラワーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
11月13日、中2週で迎えた15戦目は、平取軽種馬生産振興会特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったホッカイワントンから3馬身差の2着に敗北した。
11月27日、中1週で迎えた16戦目は、JA富川ルシナ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6歳（2002年）
2月7日、中9週で迎えた17戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のアラシジョーに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
3月19日、中5週で迎えた18戦目は、玉垣光章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のレディーソウルに7馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。
10月26日、約7か月半の休み明けで迎えた19戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月19日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、普賢岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
7歳（2003年）
5月7日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から7kg絞って迎えた21戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート2000m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月28日、中2週で迎えた22戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、黒岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月10日、中1週で迎えた23戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、妙見岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月1日、中2週で迎えた24戦目は、市房山カップ（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。