マリンイーグル（1986年生、母ホワードウイン）

マリンイーグル（1986年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のケルゼツク（当時10歳）と交配したホワードウインが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は佐々木牧場。戦績は、中央平地19戦1勝、地方13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

土門一美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

7月16日、デビュー戦は丸山勝秀騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は452kg。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で丸山勝秀騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るゾウゲブネゴールドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

10月16日、中4週で迎えた5戦目は、アラ系3歳300万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山勝秀騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系3歳300万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山勝秀騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳300万下のアラブ3歳特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸山勝秀騎手（6戦1勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた8戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳300万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

3歳（1989年）

1月15日、中4週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上300万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は丸山勝秀騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

1月22日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上300万下（京都ダート1200m 晴/重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月4日、中1週で迎えた11戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下のアラブ特別（小倉芝2000m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上300万下（小倉ダート1000m 晴/重）に55kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた13戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（中京ダート1700m 曇/不良）に55kgの斤量を背負って出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。

3月19日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上300万下（中京ダート1700m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3月25日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上300万下（中京ダート1000m 晴/不良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた16戦目は、国兼正浩騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（新潟ダート1700m 雨/重）に55kgの斤量を背負って出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上300万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で国兼正浩騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上300万下（新潟ダート1200m 晴/重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で国兼正浩騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月20日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上300万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手（9戦1勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた20戦目は、加藤一成騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1イ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月25日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、アラ系一般C1ハ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤一成騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた22戦目は、椿山昭彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で椿山昭彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C1ホ（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は加藤一成騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系一般C1ヘ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤一成騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた26戦目は、アラ系一般C1ト（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤一成騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンパレスカオルから1馬身差の2着となった。

11月9日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C1ヘ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤一成騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のマチカネアッパレに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月19日、中0週で迎えた28戦目は、白川郷特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤一成騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月29日、中5週で迎えた29戦目は、アラ系一般C1ハ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤一成騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1990年）

1月26日、中3週で迎えた30戦目は、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤一成騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C1ホ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤一成騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般C1ホ（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で加藤一成騎手（10戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。