オリオンファイヤー（1995年生、母アクセスイオウ）

オリオンファイヤー（1995年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアロングオール（当時9歳）と交配したアクセスイオウが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）中田牧場。戦績は、地方18戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1997年のぎんもくせい特別。

経歴

デビュー前

蛯名末五郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1997年）

9月29日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は461kg。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサイレントリックに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月30日、中3週で迎えた2戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のぎんもくせい特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリクリスタルに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月29日、中5週で迎えた4戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の山茶花特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（1998年）

1月20日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は早田秀治騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ギャロップリックに交わされて2馬身差の2着となった。

2月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

2月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のニューフェイス特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のフリージア特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた9戦目は、3歳オープンの’98雲取賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で早田秀治騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

5月12日、中6週で迎えた10戦目は、藤江昭徳騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

4歳（1999年）

6月7日、約13か月の休み明けで迎えた11戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1五六七（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、エキスポキングにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月6日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1四五六（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のアーチスピリットを3/4馬身振り切って久々に勝ち星を挙げた。

8月15日、中2週で迎えた15戦目は、ベテルギュース特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ミツワビクトリーに半馬身交わされて2着となった。

9月7日、中2週で迎えた16戦目は、サファイア賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入った。

9月22日、中1週で迎えた17戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、マーキュリー賞（大井ダート1700m 雨/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

10月9日、中1週で迎えた18戦目は、野馬追賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。