ベルモントヒビキ（2003年生、母レストオブラブ）

ベルモントヒビキ（2003年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋仮面ライダーの主人公名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時16歳）と交配したレストオブラブが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方21戦10勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年のニラは日本一復活特別(一般E)。

経歴

デビュー前

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

6月17日、デビュー戦は池田鉄平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

10月1日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

12月31日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、一般F5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

4歳（2007年）

1月3日、連闘で迎えた4戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般Fイ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルスタードに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月14日、中1週で迎えた5戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、寒桜特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般E8（高知ダート1300m 雨/重）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた7戦目は、一般E7（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルタカギャランに3馬身の差をつけて優勝

5月6日、中1週で迎えた8戦目は、一般E6（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサンドストームを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月2日、中3週で迎えた9戦目は、物部川特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（3戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オースミハリケーンに半馬身交わされて2着となった。

6月10日、連闘で迎えた10戦目は、一般Eイ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮川実騎手（4戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイシンハルピンにハナ差交わされて2着に甘んじた。

6月16日、連闘で迎えた11戦目は、アペックス特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮川実騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオースミハリケーンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月30日、中1週で迎えた12戦目は、ニラは日本一復活特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮川実騎手（6戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアストラットに8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月22日、中2週で迎えた13戦目は、早明浦特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で宮川実騎手（7戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた14戦目は、一般Dイ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮川実騎手（8戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイシンハルピンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

8月4日、連闘で迎えた15戦目は、一般D5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で宮川実騎手（9戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のデポーに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

8月19日、中1週で迎えた16戦目は、入道雲特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で宮川実騎手（10戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般D5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で宮川実騎手（11戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチョウジャオーに1馬身の差をつけて優勝

9月24日、中2週で迎えた18戦目は、森井上田西川感謝特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で宮川実騎手（12戦6勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミルスペックにクビ差交わされて2着となった。

9月29日、連闘で迎えた19戦目は、一般Dイ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で宮川実騎手（13戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイシンハルピンに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

10月8日、連闘で迎えた20戦目は、一般D2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で宮川実騎手（14戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイシンハルピンに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で宮川実騎手（15戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミルスペックに2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

11月17日、中3週で迎えた22戦目は、将棋の日特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で宮川実騎手（16戦9勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイシンハルピンにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

11月25日、連闘で迎えた23戦目は、敬義君奉納特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で宮川実騎手（17戦9勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。