ルーブルボーイ（1988年生、母メイグリーン）

ルーブルボーイ（1988年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時8歳）と交配したメイグリーンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）木戸口牧場。戦績は、中央平地33戦0勝2着3回、地方13戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年のほおづき特別。

経歴

デビュー前

齊藤速人厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1990年）

12月20日、デビュー戦は斉藤敏騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1991年）

1月28日、中5週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤敏騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤敏騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドマックスに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月28日、中0週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤敏騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤敏騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月18日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤敏騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で斉藤敏騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタサンスピードから半馬身差の2着となった。

5月27日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で斉藤敏騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアビリテークインに2馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

6月30日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のほおづき特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で斉藤敏騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のホウヨウチャッピーをクビ差制して優勝

7月22日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のホウセンカ特別（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で斉藤敏騎手（9戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月3日、中9週で迎えた11戦目は、錦秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で斉藤敏騎手（10戦3勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモトップオーから2馬身差の2着となった。

10月11日、連闘で迎えた12戦目は、オパール特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で斉藤敏騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた13戦目は、カトレア特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で斉藤敏騎手（12戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月15日、中4週で迎えた14戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のクリスマスキャロル賞（中京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

4歳（1992年）

1月6日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた16戦目は、溝橋秀吉騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の八坂特別（京都ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の大津特別（京都芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下の木津川特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた19戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の長良川特別（中京芝1800m 雨/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下の播磨特別（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい最後はコバノサンデーと並んで11着同着となった。

4月19日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下の明石特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の白川特別（京都芝2400m 外回り曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の舞子特別（阪神芝2000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の木曽川特別（中京芝2500m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下の英彦山特別（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で熊沢重文騎手（9戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で熊沢重文騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた27戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

9月5日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下の高千穂特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

5歳（1993年）

2月6日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は溝橋秀吉騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったヌーボシェクルにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

3月13日、中2週で迎えた31戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（11戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた32戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

7月4日、約3か月半の休み明けで迎えた33戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したシンボリエンブレムにクビ差届かず2着に惜敗した。

8月1日、中3週で迎えた34戦目は、4歳以上500万下の不知火特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上500万下の指宿特別（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で安田隆行騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月28日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上500万下の唐津特別（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（12戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた37戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったテイエムジャズに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6歳（1994年）

3月20日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた39戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（13戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

4月9日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた40戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（14戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して6番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた41戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた42戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた43戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた44戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

6月19日、中1週で迎えた45戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

7月24日、中4週で迎えた46戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は溝橋秀吉騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。