コスモトップオー（1988年生、母ツキノトップレデー）

コスモトップオー（1988年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマナード（当時15歳）と交配したツキノトップレデーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）アイオイファーム。戦績は、中央平地5戦2勝、地方17戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は1991年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

中村好夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

9月2日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のマチカネオトコヤマを半馬身振り切って初白星を挙げた。

9月23日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳G3の函館3歳ステークス（函館芝1200m 晴/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

3歳（1991年）

4月28日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のクラシックチャイムをクビ差振り切って休養明け初戦をモノにした。

5月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1400m 外回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下のエーデルワイスステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

9月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から30kg増やして迎えた6戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のおみなえし特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったメーセイタローから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中3週で迎えた7戦目は、錦秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のルーブルボーイに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月30日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の戸塚記念（川崎ダート2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で河津裕昭騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマスコットリオンから2馬身差の2着となった。

11月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般B2二（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河津裕昭騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた10戦目は、樅の木特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で河津裕昭騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の東京湾カップ（船橋ダート2000m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で河津裕昭騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1992年）

1月15日、中1週で迎えた12戦目は、よみうりランド新春盃（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で河津裕昭騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた13戦目は、ミューチュアルカップ（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で河津裕昭騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のステータストップに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月2日、中2週で迎えた14戦目は、早春賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で河津裕昭騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングデネポラから1馬身差の2着となった。

3月25日、中2週で迎えた15戦目は、スプリングカップ（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で河津裕昭騎手（9戦2勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月4日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、マーガレットハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で河津裕昭騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月27日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた17戦目は、エメラルドカップ（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で河津裕昭騎手（11戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンサーズワンからハナ差の2着に惜敗した。

5歳（1993年）

5月16日、約12か月の休み明けで馬体重を前走からさらに23kg増やして迎えた18戦目は、田島寿一騎手を鞍上に迎えて、メイハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた19戦目は、青嵐賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島寿一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた20戦目は、ジュライハンデ特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は河津裕昭騎手（12戦2勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月9日、中3週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた21戦目は、かもめ盃（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（13戦2勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた22戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、TVK盃（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。