スズヨサンクス（2007年生、母オミワールド）

Suzuyo Thanks

2007.05.18

スズヨサンクス（2007年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオリオンザサンクス（当時11歳）と交配したオミワールドが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は渋谷 一郎。戦績は、地方9戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

柿本政男厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2010年）

1月15日、デビュー戦は庄司大輔騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は461kg。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

5月7日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では上々の伸びを見せたが、ボランチショーに半馬身交わされて2着となった。

6月9日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、ニューフォンテンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月18日、連闘で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のゴンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で野沢憲彦騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように疾駆したが、チアズイーガーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で野沢憲彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のアマノハバヤに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

8月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のナイスホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野沢憲彦騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のすすき特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で野沢憲彦騎手（6戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2二（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で野沢憲彦騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。