ネゲヴ（2019年生、母アワーオアシス）

Negev

2019.04.17

ネゲヴ（2019年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時16歳）と交配したアワーオアシスが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷川牧場。主な勝ち鞍は2021年のドリームチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉川朋宏によって616万円で落札された。

小澤宏次厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2021年）

8月24日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は491kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のジュンハンスに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2022年）

2月21日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったアイウォールに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、コンアモーレにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月30日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のクライアンテルに3馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。

9月12日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦のルドベキア特別（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のケウに1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

4歳（2023年）

3月22日、約6か月半の休養明けで迎えた6戦目は、東京トゥインクルファンファーレ賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。