ドリームドアバード（2003年生、母アジャストビート）

ドリームドアバード（2003年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「夢の扉を開く鳥」。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時14歳）と交配したアジャストビートが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河育成牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方27戦1勝2着2回。2006年の春霞賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

5月18日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/良）に出走。馬体重は430kg。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノチェリーをクビ差制して初勝利を挙げた。

7月7日、中6週で迎えた2戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた3戦目は、2歳オープンのスペシャルウィーク賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月11日、中3週で迎えた4戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた5戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのタニノギムレット賞（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（2006年）

1月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の福寿草特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

2月17日、中4週で迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の駿風スプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

3月13日、連闘で迎えた9戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた10戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の爽風スプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の春霞賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ピクシーストーンに交わされて1馬身差の2着となった。

5月18日、中1週で迎えた12戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のエトワール賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

8月30日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、3歳戦のプレセペ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三井健一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のボルックス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三井健一騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下の朝里川特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

10月11日、中1週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、地方重賞の道営スプリント（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は三井健一騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月14日、中4週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた17戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、かなりのハイペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。

11月29日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた19戦目は、3歳戦の乃東スプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた20戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

4歳（2007年）

2月6日、中5週で迎えた21戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

4月3日、中3週で迎えた23戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

5月2日、中3週で迎えた24戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた25戦目は、地方重賞のエトワール賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は三井健一騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月29日、連闘で迎えた26戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、奥尻島特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた27戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、ケンタウルス特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月12日、連闘で迎えた28戦目は、レオニズ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウサンデーからクビ差の2着となった。

6月26日、中1週で迎えた29戦目は、JA門別馬舞米特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。