キングバル（1997年生、母アスクイメージ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、石田牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって1,344万円で落札された。

2歳（1999年）

8月21日、デビュー戦は小池隆生騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ケイアイブレーブにクビ差交わされて2着となった。

9月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（2戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のセミナリオに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月26日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小池隆生騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた5戦目は、2歳G2のデイリー杯3歳ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で小池隆生騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って11着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下のもちの木賞（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小池隆生騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、リードを2馬身以上保って、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

12月5日、中3週で迎えた7戦目は、3歳500万下のポインセチア賞（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小池隆生騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた8戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

3歳（2000年）

1月16日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下の寒梅賞（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小池隆生騎手（7戦1勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた10戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（9戦1勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着に入った。

3月19日、中2週で迎えた12戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の雪割草特別（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

7月30日、約4か月半の休養明けで迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、ロイヤルモガンボにクビ差交わされて2着となった。

8月12日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（11戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のニシノマリアに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

9月10日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の北斗賞（札幌ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（12戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下のSTV賞（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小池隆生騎手（13戦2勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

4歳（2001年）

5月4日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小池隆生騎手（14戦2勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

6月10日、中4週で迎えた18戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のウインエストレラに1馬身3/4の差をつけて3勝目を掴み取った。

6月30日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上1000万下の函館日刊スポーツ杯（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

8月19日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、3歳以上1000万下の白鳥大橋特別（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月23日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた21戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

5歳（2002年）

1月7日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

4月27日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（15戦2勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい14着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。