フロントフリップ（2017年生、母フレジェール）

フロントフリップ（2017年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「スキーの回転技法」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノヴェリスト（当時8歳）と交配したフレジェールが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2021年の馬い!?インターン創立5周年記念(一般C2六七)。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

3月7日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は520kg。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

3月31日、中2週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

7月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

8月19日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトききょう特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

10月1日、中5週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月11日、中5週で迎えた7戦目は、3歳戦の木菟特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったブラーニーキスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月4日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2八九（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた9戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

4歳（2021年）

2月10日、中6週で迎えた10戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

3月16日、中4週で迎えた11戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、馬い!明日開催池尻軒先マルシェ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5月5日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、馬い!八丈島レモン食べよう記念（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月22日、中6週で迎えた14戦目は、一般C2二三（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた15戦目は、馬い!?インターン創立5周年記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のジュンモユルに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月9日、中2週で迎えた16戦目は、沖ノ島賞（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた17戦目は、稲荷山特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた18戦目は、佐原賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したアールケイワンを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

9月27日、中3週で迎えた19戦目は、馬い!初生み卵はサンサンエッグ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1五六（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月29日、中4週で迎えた21戦目は、一般C1六七（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5歳（2022年）

1月10日、中5週で迎えた22戦目は、一般C2三四（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

2月2日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、ジョイホース浜松開設9周年記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた24戦目は、馬い!八丈島レモンジャム発売記念（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3月22日、中4週で迎えた25戦目は、一般C2二三（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

5月5日、中5週で迎えた26戦目は、一般C2二三（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

6月20日、中4週で迎えた28戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、富里賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

7月24日、中4週で迎えた29戦目は、馬い!菊池ニンニク発売記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた30戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた31戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、クツワムシ賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた32戦目は、一般B5（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた33戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた34戦目は、生誕20周年まどぴ記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月4日、連闘で迎えた35戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた36戦目は、こうちゃん一歳お誕生日記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。