スズノスピリット（1988年生、母ウラカワスイセン）

スズノスピリット（1988年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のベストブラツド（当時11歳）と交配したウラカワスイセンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は木村二三夫。戦績は、中央平地8戦0勝、地方23戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の一般C。

経歴

デビュー前

二分久男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

9月8日、デビュー戦は久保敏文騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/良）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

10月20日、中5週で迎えた2戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。端を奪い、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた4戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

4歳（1992年）

8月30日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた8戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

12月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月21日、連闘で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイルムトルートから1馬身半差の2着となった。

12月31日、中0週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1993年）

1月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハンターステラから2馬身差の2着に敗北した。

2月8日、連闘で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で牧野孝光騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハネノメイコウに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月16日、連闘で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で牧野孝光騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で牧野孝光騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で牧野孝光騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月22日、連闘で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で牧野孝光騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマサンナンシーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で牧野孝光騎手（11戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で牧野孝光騎手（12戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中4週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で牧野孝光騎手（13戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月31日、連闘で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で牧野孝光騎手（14戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月7日、連闘で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で牧野孝光騎手（15戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月15日、連闘で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で牧野孝光騎手（16戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月21日、連闘で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で牧野孝光騎手（17戦2勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で牧野孝光騎手（18戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月19日、連闘で迎えた28戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で牧野孝光騎手（19戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイエルプスから7馬身差の2着に敗北した。

7月26日、連闘で迎えた29戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で牧野孝光騎手（20戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月3日、連闘で迎えた30戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は22戦連続で牧野孝光騎手（21戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた31戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は23戦連続で牧野孝光騎手（22戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。