ウォータージーニー（2019年生、母ウォータートスカ）

ウォータージーニー（2019年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時19歳）と交配したウォータートスカが16歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣敦。主な勝ち鞍は2022年のあっくん七五三記念。

経歴

デビュー前

石橋守厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月12日、デビュー戦は泉谷楓真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

3歳（2022年）

2月26日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で泉谷楓真騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた4戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

6月19日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月3日、中1週で迎えた6戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月6日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は泉谷楓真騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

2022年8月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月15日、中5週で迎えた8戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー41（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のあっくん七五三記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサラダダイエットに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月26日、中3週で迎えた10戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のドリームグロウを半馬身振り切って断然人気に応えた。

11月11日、中1週で迎えた11戦目は、ゆーま生誕記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったブリーザフレスカに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーホウオリオンに4馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

12月23日、中3週で迎えた13戦目は、蔵王山特別（名古屋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で友森翔太郎騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

4歳（2023年）

1月3日、中1週で迎えた14戦目は、C5組（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で友森翔太郎騎手（6戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

2月3日、中3週で迎えた15戦目は、ウマ男と結婚してウマ女爆誕記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で友森翔太郎騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

2月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、宇藤さんドォーモお疲れ様でした（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で友森翔太郎騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったブレーヴジャーニーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中1週で迎えた17戦目は、姫熊りぼん生誕日記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で友森翔太郎騎手（9戦3勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーホウダブリンを豪脚で3/4馬身差し切って4勝目をゲットした。

3月14日、中1週で迎えた18戦目は、ペガサス座特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で友森翔太郎騎手（10戦4勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた19戦目は、蔵開き賞（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で友森翔太郎騎手（11戦4勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フェードスに半馬身交わされて2着となった。

4月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般B6（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で友森翔太郎騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた21戦目は、春にんじん賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で友森翔太郎騎手（13戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた22戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月15日、中5週で迎えた23戦目は、一般B5（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（14戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた24戦目は、梅雨晴れ賞（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（15戦4勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた25戦目は、一般B6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（16戦4勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた26戦目は、一般B6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（17戦4勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったブエナディオサに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月10日、中0週で迎えた27戦目は、一般B5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（18戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスラストリバーサーに1馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

8月22日、中1週で迎えた28戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、はくちょう座特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた29戦目は、スピカ特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（19戦5勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた30戦目は、シェダル特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（20戦5勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた31戦目は、アルネブ特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた32戦目は、ベテルギウス特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（21戦5勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた33戦目は、アンタレス特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（22戦5勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

12月20日、中4週で迎えた34戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、おおいぬ座特別（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

5歳（2024年）

1月4日、中1週で迎えた35戦目は、こま回し賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（23戦5勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた36戦目は、一般B6（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（24戦5勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた37戦目は、一般B8（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（25戦5勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた38戦目は、一般B8（名古屋ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（26戦5勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた39戦目は、さえずり賞（名古屋ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（27戦5勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったアカツキロットリーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3月14日、中1週で迎えた40戦目は、ホワイトチョコレート賞（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で友森翔太郎騎手（28戦5勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた41戦目は、一般B6（名古屋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で友森翔太郎騎手（29戦5勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた42戦目は、阿寺の七滝特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で友森翔太郎騎手（30戦5勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた43戦目は、一般B8（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で友森翔太郎騎手（31戦5勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。