アカヒゲ（2018年生、母ファーレサルティ）

Akahige

2018.02.25

アカヒゲ（2018年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「赤髭」。毛色は栗毛。種牡馬のヨハネスブルグ（当時19歳）と交配したファーレサルティが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は桑田フアーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳B8。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小島牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、佐々木孝之によって1,620万円で落札された。

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

6月13日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた2戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

10月3日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

3歳（2021年）

5月29日、約8か月の休養明けで迎えた4戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた5戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 晴/稍重）に出走。17頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は力尽きて15着に終わった。

7月18日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るグランエスペランサを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月17日、中3週で迎えた7戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の太田の大トチノキ特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のホトトギス賞 B特選（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた9戦目は、片桐章生誕50年記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のハクサンキュートに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

9月29日、中1週で迎えた10戦目は、山の寺の日賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた11戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、一般C1十一（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のファーマプリンに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月3日、中1週で迎えた12戦目は、「金沢城二の丸御殿」賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（5戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。