テイエムサツマッコ（2018年生、母テイエムビックイ）

テイエムサツマッコ（2018年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋鹿児島男子」。毛色は栗毛。種牡馬のジャングルポケット（当時20歳）と交配したテイエムビックイが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者はテイエム牧場。主な勝ち鞍は2020年のチャレンジトロフィー。

経歴

デビュー前

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

8月16日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

8月22日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。17頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた3戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で富田暁騎手（2戦0勝）。17頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

10月4日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の秋晴賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のホープフル賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の立冬賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のサンクスカップ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のベテルギウス特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた9戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のチャレンジトロフィー（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るテイエムサツマオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3歳（2021年）

1月26日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のミヤマキリシマ特別（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

2月25日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のたんぽぽ賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

3月7日、中0週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の飛燕賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた13戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のブライトスター特選（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラブリートキメキを3/4馬身捉え切れず2着となった。

4月17日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のレッドスター特選（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月15日、中3週で迎えた16戦目は、3歳オープンの鯱の門特選（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のスターダム特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の川上峡特選（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のスターマイン特選（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月20日、中3週で迎えた20戦目は、大隅特別（佐賀ダート1400m 晴/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（7戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

8月21日、中4週で迎えた21戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた22戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、詠月賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月26日、中2週で迎えた23戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた24戦目は、長崎街道佐賀宿特選（佐賀ダート900m 小雨/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた25戦目は、トパーズ特選（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた26戦目は、長崎街道小田宿特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月27日、中1週で迎えた27戦目は、長崎街道北方宿特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したモンスタープリンスにハナ差届かず2着に惜敗した。

12月25日、中3週で迎えた28戦目は、春待月賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったトロペジェンヌに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2022年）

1月15日、中2週で迎えた29戦目は、千両賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（9戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた30戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（10戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた31戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（11戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったエイシンユニコーンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月27日、中1週で迎えた32戦目は、麗月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた33戦目は、花月賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた34戦目は、花見月賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた35戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた36戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた37戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた38戦目は、狭雲月賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（12戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月3日、中1週で迎えた39戦目は、涼暮月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は中山蓮王騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた40戦目は、うまかつジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた41戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた42戦目は、熱血!さがけいば塾!NEOB-7組（佐賀ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で中山蓮王騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた43戦目は、サガヅメ～たたかう!馬券女子～（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で中山蓮王騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた44戦目は、ボートレースびわこカップビーナスちゃん賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で中山蓮王騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。