モンスタープリンス（2016年生、母リリーオブザバリー）

モンスタープリンス（2016年2月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「怪物＋王子」。毛色は鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時21歳）と交配したリリーオブザバリーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は広中稔。主な勝ち鞍は2021年のみずがめ座特選(C2-2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、廣中稔から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、原昌久によって270万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

4月7日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

8月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き16着に終わった。

4歳（2020年）

2月26日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた4戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上幹太騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

4月23日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上幹太騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

6月9日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスティールピクシーに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月2日、中2週で迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、チロロ岳賞（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、カガジャドールに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた10戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマキシラリアに約12馬身の大差をつけて2勝目を手にした。

8月12日、中3週で迎えた11戦目は、登別市市制施行50周年記念特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、オールイズスパーブに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、連闘で迎えた12戦目は、羊のまち士別特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた13戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、北海道OFF STYLE特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた14戦目は、トレニア特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた15戦目は、白樺特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた16戦目は、つわぶき特別（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた17戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノヴァに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月6日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のスマイルオリオンをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

12月26日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のキクノシエルをクビ差振り切って順当に勝利した。

5歳（2021年）

1月17日、中2週で迎えた20戦目は、みずがめ座特選（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のカシノグランプリに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月30日、中1週で迎えた21戦目は、エリカ賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた22戦目は、梅見月賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

2月21日、連闘で迎えた23戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、長崎街道彼杵宿特選（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた24戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、桃月賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた25戦目は、桜月賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（6戦4勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、ハナモモ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた27戦目は、エゾヤマザクラ特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したマドンナブルーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

5月13日、中1週で迎えた28戦目は、オオデマリ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた29戦目は、ハクチョウゲ特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

6月9日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、地方自治研究日高特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた31戦目は、ネジバナ特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた32戦目は、ナンテン特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったイイデスカイに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月22日、中1週で迎えた33戦目は、静内川賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（11戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、コパノフレディーにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

8月3日、中1週で迎えた34戦目は、優駿の里安平町チーズ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、サンスーシティーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月17日、中1週で迎えた35戦目は、登別地獄まつり特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のアウマクアに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月15日、中3週で迎えた36戦目は、CRAZY レバンガ北海道特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた37戦目は、風かおる優駿桜国新ひだか特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、スカイトライアに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月13日、中1週で迎えた38戦目は、北斗紅葉回廊特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた39戦目は、ゴールドドリーム賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

11月12日、中1週で迎えた40戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒロノオウカンに8馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月27日、中1週で迎えた41戦目は、長崎街道北方宿特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて、最後は2着のテイエムサツマッコをハナ差振り切って圧倒的支持に応えた。

6歳（2022年）

7月18日、約8か月の休養明けで迎えた42戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴィクトリアブーケに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月12日、中3週で迎えた43戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のエイシンキーゼルに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月31日、中2週で迎えた44戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた45戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

7歳（2023年）

2月15日、約5か月の休み明けで迎えた46戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、若干速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったアイモンスターに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた47戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で七夕裕次騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

3月22日、連闘で迎えた48戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で七夕裕次騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、速いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、アイモンスターに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4月25日、中4週で迎えた49戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラヴアンドゲームに7馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月31日、中4週で迎えた50戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、ゲブレセラシエにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月21日、中2週で迎えた51戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は七夕裕次騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた52戦目は、ハンデ戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

10月20日、約3か月半の休み明けで迎えた53戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は七夕裕次騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったリチェルカータに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中4週で迎えた54戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で七夕裕次騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

8歳（2024年）

2月23日、約3か月の休養明けで迎えた55戦目は、ハンデ戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で七夕裕次騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったスマートシエルを半馬身捉え切れず2着に敗北した。