イイデスカイ（2017年生、母ウィンワーシップ）
Iide Sky
2017.04.10
イイデスカイ（2017年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時14歳）と交配したウィンワーシップが19歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は金舛 幸夫。2021年のにいかっぷオープン(一般 牝)に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、金舛幸夫から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、須貝廣次によって216万円で落札された。
村上正和厩舎（北海道）へ入厩。
4歳（2021年）
4月14日、デビュー戦は黒沢愛斗騎手を鞍上に据えて、一般C4-4（門別ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のハートオブクレアに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
4月28日、中1週で迎えた2戦目は、一般C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のランクリッツに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。
5月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、一般C4-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のギョシュウに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。
6月2日、中1週で迎えた4戦目は、ゲラニウム特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るグリーンスナップを豪脚で3/4馬身差し切って負け知らずの4連勝を決めた。
6月24日、中2週で迎えた5戦目は、キンギョソウ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で黒沢愛斗騎手（4戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、グシチャンノカゼに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
7月6日、中1週で迎えた6戦目は、ナンテン特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で黒沢愛斗騎手（5戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモンスタープリンスに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。
8月4日、中3週で迎えた7戦目は、「平取すずらん」特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で黒沢愛斗騎手（6戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のファラウェイを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。
8月18日、中1週で迎えた8戦目は、BTC創立30周年記念特別2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で黒沢愛斗騎手（7戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、エランヴィタールにクビ差交わされて2着に甘んじた。
9月7日、中2週で迎えた9戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定オープンのにいかっぷオープン（門別ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のマリノエクスプレスに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
10月7日、中3週で迎えた10戦目は、ゲッカビジン特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（8戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のフリーホースカップをクビ差振り切って勝利をモノにする
11月4日、中3週で迎えた11戦目は、地方重賞の道営スプリント（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（9戦7勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。
5歳（2022年）
4月20日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた12戦目は、すながわスイートロード特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（10戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。
5月4日、中1週で迎えた13戦目は、サッポロ生ビール黒ラベル特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（11戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって6着に敗れた。
5月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、平取町すずらん観賞会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で黒沢愛斗騎手（12戦7勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に敗れた。
6月16日、中3週で迎えた15戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、BTC創立31周年記念特別1（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。
9月28日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、ススキ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（13戦7勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。
10月11日、中1週で迎えた17戦目は、新ひだか・新冠2デイズ特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（14戦7勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のサウンドボスをアタマ差振り切って9勝目を手に入れた。
10月25日、中1週で迎えた18戦目は、道産子戦士 高橋耕陽特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（15戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。
11月8日、中1週で迎えた19戦目は、日高軽種馬青年部連合会特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（16戦8勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。
6歳（2023年）
5月10日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた20戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、リコータイザンに半馬身交わされて2着に敗北した。