サウンドボス（2016年生、母サウンドマラカイト）

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランデファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、佐藤良二によって410.4万円で落札された。

張田京厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2018年）

7月27日、デビュー戦は張田昂騎手を鞍上に据えて、2歳戦のリアトリスデビュー（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は518kg。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、息の入らないペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダウンタウンギャルに約11馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

9月2日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のサプライズパワー・メモリアル（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のトーシンブリザード・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦1勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい2着となった。

3歳（2019年）

1月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦の水仙賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のビービージェンマに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で張田昂騎手（4戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の寒椿賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で張田昂騎手（5戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のレインボーサンダーに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の桃の花賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で張田昂騎手（6戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のケンガイアに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月9日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた8戦目は、後半3レースがお得!SPAT4で買いま賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で張田昂騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2020年）

1月11日、中4週で迎えた9戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の初鷹スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで踏ん張ったが、勝ったヴェスヴィオにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

2月14日、中4週で迎えた10戦目は、ハンデ戦のジュノースプリント（船橋ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

6月5日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、東京スポーツ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月3日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、サジタリアススプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

5歳（2021年）

3月3日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、抜山蓋世賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したブレイクフリーにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月17日、中1週で迎えた14戦目は、駿風スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で庄司大輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったブンロートに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6歳（2022年）

10月11日、約19か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、新ひだか・新冠2デイズ特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したイイデスカイにアタマ差届かず2着となった。

7歳（2023年）

4月27日、約6か月半の休み明けで迎えた16戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、スイセン特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた17戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、ハルジオン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトーセンジャックを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

5月24日、中1週で迎えた18戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、集まれ音威子府村特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のフェアリーマジックに3馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

6月22日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた19戦目は、北海道日高乳業ヨーグルッペ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るクインズソフィアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

7月6日、中1週で迎えた20戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、アスチルベ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るソルサリエンテを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月2日、中3週で迎えた21戦目は、「平取すずらん」特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石川倭騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた22戦目は、ポイント10倍!SPAT4（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るペプチドサンライズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて8勝目を掴み取った。

9月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、静内産ミニトマト太陽の瞳特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。