ミッドナイトボーイ（2007年生、母サザンカ）

ミッドナイトボーイ（2007年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスマートボーイ（当時12歳）と交配したサザンカが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、地方45戦9勝2着3回。2009年のヤングチャレンジカップ2に勝利した他、2009年のアグネスフライト賞を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

6月23日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は462kg。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり3着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

8月5日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のプリティストロングに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月20日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアグネスフライト賞（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコンゴウプリンセスに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月23日、中4週で迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた6戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた7戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの未来優駿2009サッポロクラシックカップ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのヤングチャレンジカップ2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（5戦2勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のモエレデフィニットをハナ差振り切って3勝目をつかんだ。

11月17日、中1週で迎えた9戦目は、2歳オープンのスズカマンボ賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、パシコジュリエに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中5週で迎えた10戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の白鳥特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

3歳（2010年）

1月22日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた12戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

3月5日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のたんぽぽ特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のミラクルシャインに4馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

5月27日、中4週で迎えた17戦目は、3歳オープンのメイショウボーラー賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のパシコジュリエをアタマ差振り切って5勝目を手に入れた。

7月1日、中4週で迎えた18戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、アポイの奇跡ヒダカソウ特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた19戦目は、スウェプトオーヴァーボード賞（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（8戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

10月6日、中9週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた20戦目は、がんばれ!馬産地日高特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（9戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた21戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、北海道えぞ松特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったプリモエナジーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月18日、中1週で迎えた22戦目は、門別軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のデンヒルダンスに2馬身半の差をつけて6勝目をつかんだ。

4歳（2011年）

4月13日、約5か月の休養明けで迎えた23戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、春風特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

6月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg減らして迎えた24戦目は、カンナ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（10戦4勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のプリモエナジーに2馬身半の差をつけて優勝

7月20日、中2週で迎えた25戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、アンタレス特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったウインルナにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

8月10日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦のK’sガーデン特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（11戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた27戦目は、日高建設協会特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（12戦5勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた28戦目は、優駿の里「安平町チーズ」特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（13戦5勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた29戦目は、北海道日高装蹄師会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（14戦5勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

11月3日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、カンパニー賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（15戦5勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5歳（2012年）

5月3日、約6か月の休養明けで迎えた31戦目は、エメラルド特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のタイセイアドミラルをクビ差振り切って休養明け初戦を物にした。

5月16日、中1週で迎えた32戦目は、クレマチス特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた33戦目は、Aiba静内祭特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るチョットゴメンナを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月13日、中1週で迎えた34戦目は、水揚げ日本一羽幌産甘エビ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（16戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた35戦目は、ケンタウルス特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（17戦5勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた36戦目は、観光宣隊「しんとくレンジャー」特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（3戦2勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

9月19日、中9週で迎えた37戦目は、ハンデ戦のしんとく新そば祭り特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（18戦5勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた38戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、北海道日高装蹄師会特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた39戦目は、JAしずない太陽の瞳特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（19戦5勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

11月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、ひろおサンタメール特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（20戦5勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた41戦目は、グランシャリオナイター特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（21戦5勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

12月30日、中5週で迎えた42戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（4戦2勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6歳（2013年）

5月13日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた43戦目は、高野毅騎手を鞍上に迎えて、こぎつね座特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

6月2日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた44戦目は、万緑特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野毅騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた45戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、夏至特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。