アカイイナズマ（2000年生、母モガミペガサス）

アカイイナズマ（2000年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「赤い稲妻」。毛色は鹿毛。種牡馬のフオテイテン（当時16歳）と交配したモガミペガサスが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は（有）千歳国際牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方27戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の一般D3-2。

経歴

デビュー前

吉永正人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

7月13日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた2戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は徳吉孝士騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

3歳（2003年）

4月20日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は吉永護騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた6戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。13着に終わった。

5月17日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて18着に終わった。

6月18日、中4週で迎えた8戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、一般D4-3（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセンコーティアラをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

7月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般D4-2（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のベルゲンエールに4馬身の差をつけて優勝

7月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般D3-2（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシュガービーンズからハナ差の2着に甘んじた。

7月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般D3-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のユウショードリームに半馬身の差をつけて優勝

10月29日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦3勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月22日、中7週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた13戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

12月28日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、一般C3-7（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2004年）

3月27日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月5日、中2週で迎えた17戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2-9（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-9（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2 14（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スカイウイングにアタマ差交わされて2着となった。

6月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-6（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2-9（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古性秀之騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で古性秀之騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で古性秀之騎手（7戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑野等騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は古性秀之騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2-10（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2-8（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニシノパトラを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

10月17日、中1週で迎えた30戦目は、八才場友の会杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた31戦目は、辻井孝志・容子結婚記念（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（9戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた32戦目は、牝馬限定の一般C3-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-8（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた34戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、一般C2 13（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。