ヤシロスペシャル（1999年生、母ヤマニンヒムロ）

ヤシロスペシャル（1999年2月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のオグリキャップ（当時14歳）と交配したヤマニンヒムロが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高畑一男。戦績は、地方44戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年のジューンブライド特別(一般C1 牝ハンデ)。

経歴

デビュー前

赤間松次厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（2001年）

5月6日、デビュー戦は渡辺正治騎手を鞍上に据えて、2歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月3日、中3週で迎えた2戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、2歳（三条ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月8日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中4週で迎えた4戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、2歳（三条ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスチケットをクビ差制して初勝利を挙げた。

9月13日、中3週で迎えた5戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、2歳A2（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、小野輝彦騎手を鞍上に迎えて、2歳A1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月27日、中4週で迎えた7戦目は、2歳A2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野輝彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた8戦目は、2歳A2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小野輝彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月17日、中0週で迎えた9戦目は、2歳B1（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた10戦目は、2歳B1（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（3戦0勝）。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノノゾミに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

12月8日、中1週で迎えた11戦目は、2歳A2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウシンライブリからハナ差の2着となった。

12月16日、連闘で迎えた12戦目は、2歳A2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正治騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（2002年）

1月1日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A2（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正治騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月15日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、東原悠善騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で東原悠善騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

7月20日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で東原悠善騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月7日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた17戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

8月18日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトミケンテンザンに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

9月14日、中3週で迎えた19戦目は、3歳戦のコスモス特別（大井ダート1690m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

9月24日、中0週で迎えた20戦目は、3歳戦のききょう特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1十（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1七八（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木啓之騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1五六（大井ダート1390m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木啓之騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月30日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1六七（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木啓之騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

4歳（2003年）

1月14日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1六七（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木啓之騎手（9戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

2月19日、中4週で迎えた27戦目は、一般C1五六（大井ダート1390m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木啓之騎手（10戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた28戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1390m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1五六（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。鞍上は東原悠善騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた30戦目は、一般C1六七（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（11戦1勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサウスサスピションをアタマ差振り切って優勝

5月14日、中2週で迎えた31戦目は、かに座特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（12戦2勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた32戦目は、いるか座特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（13戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったマルカカイゼルに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月26日、中3週で迎えた33戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦のジューンブライド特別（大井ダート1690m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のエビスローズに2馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

7月8日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3三（大井ダート1590m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3四（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた36戦目は、一般B3四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

5歳（2004年）

1月10日、約5か月の休み明けで迎えた37戦目は、銀嶺特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は東原悠善騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた38戦目は、初凪特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東原悠善騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた39戦目は、如月特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東原悠善騎手（6戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた40戦目は、啓蟄特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦1勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた41戦目は、春風特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は東原悠善騎手（7戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた42戦目は、かんむり座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東原悠善騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた43戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、おおいぬ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

5月23日、中3週で迎えた44戦目は、こいぬ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。