バンブーオーシャン（2007年生、母スズカケロード）

バンブーオーシャン（2007年6月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主名＋大洋」。毛色は鹿毛。種牡馬のキャプテンスティーヴ（当時10歳）と交配したスズカケロードが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は福島県、生産者は（有）篠木牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方18戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の一般C2十五。

経歴

デビュー前

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

2月28日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は472kg。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

4月25日、中7週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

6月5日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

8月8日、中4週で迎えた5戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月12日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた7戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月10日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた9戦目は、滝沢村商工会賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた11戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

12月5日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

12月11日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は村松学騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2011年）

1月2日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（9戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、ダイワヤマトにクビ差交わされて2着に惜敗した。

5月14日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、がんばろう野田（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったローズヘイローに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5月21日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2十六（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた22戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマニンアルダントに約10馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月12日、連闘で迎えた23戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。