プレストシャイン（2017年生、母エイシンパンドラ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、高村牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、ヤマダステーブルから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、市村義和によって1,188万円で落札された。

2歳（2019年）

9月27日、デビュー戦は川島正太郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦の紅葉葵デビュー（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のモンストルオーソに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月31日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のシーサイドアイドル特別（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったレイチェルウーズに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮戦したが、勝ったグリーンロードに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のナイキアディライト・メモリアル（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

3歳（2020年）

3月11日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳戦のSPAT4PPキャンペーン賞（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で川島正太郎騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた6戦目は、ブルーバードカップ東京湾カップTR（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川島正太郎騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の水芭蕉特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川島正太郎騎手（6戦1勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シナノパワーにクビ差交わされて2着となった。

5月6日、中2週で迎えた8戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳S2の東京湾カップ（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい最後はヘブンリーキスと並んで6着同着となった。

9月28日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、キンモクセイスプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた10戦目は、柿の日スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったブンロートにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月30日、中4週で迎えた11戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、ベストウィッシュスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

4歳（2021年）

6月24日、約7か月の休み明けで迎えた12戦目は、ドレミスプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のマイクハージュに5馬身の差をつけて久々の一戦を制した。

7月17日、中2週で迎えた13戦目は、ヒルガオスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小杉亮騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツでなんとか走り抜いたが、ガイセンに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月9日、中2週で迎えた14戦目は、ポイント10倍!SPAT4船橋夏の陣賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小杉亮騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

10月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、養老渓谷スプリント（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小杉亮騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したビッグバンドにハナ差届かず2着となった。

12月2日、中4週で迎えた16戦目は、ヘリコニアスプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で小杉亮騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のビッグバンドに5馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

5歳（2022年）

2月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、松戸スプリント（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小杉亮騎手（6戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では少しずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のスマイルミュをクビ差振り切って断トツの支持に応えた。

4月13日、中7週で迎えた18戦目は、ハルシャギクスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小杉亮騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

7月22日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、黒勾玉スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小杉亮騎手（8戦3勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた20戦目は、金シャチダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小杉亮騎手（9戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。