ノムラサッカーオー（2003年生、母ノムラダンサー）

ノムラサッカーオー（2003年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時18歳）と交配したノムラダンサーが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は福岡清。戦績は、地方38戦10勝2着9回。主な勝ち鞍は2008年のフレンドリービット特別(一般B2 B3)。

経歴

デビュー前

鈴木七郎厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2005年）

6月4日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は412kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はマルワグランディと並んで1着同着となった。

10月2日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた2戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若松賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

12月12日、中9週で迎えた3戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出し、4着に入り込んだ。

3歳（2006年）

1月10日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

2月13日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

3月13日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

5月6日、中4週で迎えた8戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマツリダエンジェルを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

5月28日、中2週で迎えた9戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月10日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

7月24日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた12戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は関本淳騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミズサワゲンキに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるジュリアを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

8月19日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトミケンソリッドを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

9月2日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた15戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカネサイアイリスに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月16日、中1週で迎えた16戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトミケンソリッドを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月26日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハイヤーグローにクビ差届かず2着に惜敗した。

4歳（2007年）

1月24日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2七八（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のアローストロングをクビ差振り切って制した。

2月19日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のファウンテンデューに3馬身の差をつけて5勝目を収める

3月15日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワットアデイに4馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

3月27日、中1週で迎えた21戦目は、六分儀座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したサムシンググッドにハナ差届かず2着に甘んじた。

4月19日、中2週で迎えた22戦目は、卯月特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のワットアデイに2馬身半の差をつけて7勝目を挙げた。

5月6日、中1週で迎えた23戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、スピカ賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るワールドエミネンスを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って8勝目をマークした。

5月22日、中1週で迎えた24戦目は、アーバンステージさつき賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（6戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったローレンスペクターに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月29日、中4週で迎えた25戦目は、風待月賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（7戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月31日、中4週で迎えた26戦目は、スポーツ報知賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた27戦目は、サーフサイド賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したスズランメイクを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月14日、約3か月の休養明けで迎えた28戦目は、フェイスフルステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（8戦4勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

12月30日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、アデュー2007賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（9戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5歳（2008年）

1月9日、中0週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の鯛ノ浦特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（10戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアルキオーネに3馬身の差をつけて9勝目をマークした。

2月7日、中3週で迎えた31戦目は、フレンドリービット特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（11戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のエーピーレジェンドに2馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

3月7日、中3週で迎えた32戦目は、小金牧特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（12戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したブラックサーボを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中3週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の鳥待月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（13戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた34戦目は、’08グリーンカップ（大井ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（14戦6勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた35戦目は、エキサイティングナイト賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で御神本訓史騎手（15戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、5着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の短夜特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず最後はサワライチバンと並んで9着同着となった。

10月6日、約4か月の休養明けで迎えた37戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、フォーマルハウト賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた38戦目は、ガンマ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（16戦6勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。