アシュアランス（1990年生、母キーローズライン）
Assurance
1990.05.11
アシュアランス（1990年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のタイガートウザイ（当時10歳）と交配したキーローズラインが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は漆原 信一。戦績は、中央平地14戦2勝2着3回、地方33戦1勝2着2回。1992年のアラブ3歳特別(アラ系3歳オープン)で2着に入った他、1993年のシュンエイ記念(アラ系4歳オープン)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
長浜博之厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1992年）
6月20日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は386kg。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。
7月11日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。
8月10日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のタイセイロアに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。
8月29日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアラブ3歳特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったシゲルホームランに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
9月19日、中2週で迎えた5戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳オープン（中山ダート1200m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったマリンワンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
10月3日、中1週で迎えた6戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
10月18日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳400万下のアラブ3歳特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るグッドルッカーを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を手中に収めた。
10月31日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンの福島アラブ3歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず最後はショウブパワーと並んで7着同着となった。
12月6日、中4週で迎えた9戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳オープン（中京ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったマリンワンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
12月19日、中1週で迎えた10戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。
3歳（1993年）
1月9日、中2週で迎えた11戦目は、銀杯（京都ダート1800m 曇/重）に52kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。
2月7日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのシュンエイ記念（小倉芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
2月27日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉芝1800m 曇/重）に54kgの斤量を背負って出走。鞍上は大西直宏騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。
3月20日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上800万下（小倉芝1800m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。
5月4日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、榎本貴行騎手を鞍上に迎えて、若葉特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月27日、中2週で迎えた16戦目は、白坂省吾騎手を鞍上に迎えて、麦秋特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。
11月13日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた17戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は榎本貴行騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月3日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系一般B2ロ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎本貴行騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
12月20日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般B2ハ（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で榎本貴行騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
4歳（1994年）
1月2日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般B2ハ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で榎本貴行騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
1月19日、中1週で迎えた21戦目は、井手上慎一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ハ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。12着に敗れた。
2月3日、中1週で迎えた22戦目は、深見明宏騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
2月17日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は榎本貴行騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月7日、中2週で迎えた24戦目は、アラ系一般C1ホ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎本貴行騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。
3月22日、中1週で迎えた25戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ニ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月29日、連闘で迎えた26戦目は、アラ系一般C1ニ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は深見明宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエルカムホームからハナ差の2着に甘んじた。
4月14日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C1ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は榎本貴行騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。
5月7日、中2週で迎えた28戦目は、アラ系一般C1ニ（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎本貴行騎手（8戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。
5月16日、連闘で迎えた29戦目は、アラ系一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で榎本貴行騎手（9戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月30日、中5週で迎えた30戦目は、アラ系一般C1ハ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で榎本貴行騎手（10戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月12日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で榎本貴行騎手（11戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったジヨンローラから1馬身半差の2着となった。
7月22日、中0週で迎えた32戦目は、アラ系一般C1ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で榎本貴行騎手（12戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。
8月12日、中2週で迎えた33戦目は、アラ系一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で榎本貴行騎手（13戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。
8月24日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で榎本貴行騎手（14戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノボールドに2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。
9月19日、中3週で迎えた35戦目は、おとめ座特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で榎本貴行騎手（15戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月26日、連闘で迎えた36戦目は、C1イ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で榎本貴行騎手（16戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月17日、中2週で迎えた37戦目は、C1ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で榎本貴行騎手（17戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。
11月2日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系一般C1ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で榎本貴行騎手（18戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。
11月17日、中1週で迎えた39戦目は、アラ系一般C1ニ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で榎本貴行騎手（19戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。
12月23日、中4週で迎えた40戦目は、アラ系一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で榎本貴行騎手（20戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
5歳（1995年）
1月3日、中1週で迎えた41戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で榎本貴行騎手（21戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。
1月21日、中2週で迎えた42戦目は、アラ系一般C2ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で榎本貴行騎手（22戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に終わった。
1月31日、中0週で迎えた43戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で榎本貴行騎手（23戦1勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。
2月17日、中1週で迎えた44戦目は、アラ系一般C2ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で榎本貴行騎手（24戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月3日、中1週で迎えた45戦目は、アラ系一般C2ハ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で榎本貴行騎手（25戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。3着を確保した。
3月17日、中1週で迎えた46戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で榎本貴行騎手（26戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。
3月24日、連闘で迎えた47戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は21戦連続で榎本貴行騎手（27戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。