シャンパンビーチ（2011年生、母レディピアレス）

シャンパンビーチ（2011年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「南太平洋で最も美しいと言われる浜辺名」。毛色は栗毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時11歳）と交配したレディピアレスが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方25戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2015年の一般C3-4。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額1,050万円（2.1万×500口）で一口馬主が募集された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

11月10日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3歳（2014年）

2月23日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

4月12日、中6週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

7月26日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

9月5日、中5週で迎えた5戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

10月9日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

11月23日、中5週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた8戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のファーマオリーブに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた10戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンオデッセイに4馬身の差をつけて順当に勝利した。

12月31日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサウンドジャーニーに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（2015年）

1月10日、中0週で迎えた12戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

1月20日、中0週で迎えた13戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のタキノプリンセスに1馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

2月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

2月10日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るユウミプリンセスを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

3月10日、中1週で迎えた17戦目は、日本一の大おきゃく特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（6戦3勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったハナニナレに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月5日、中1週で迎えた19戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、青のりの天ぷら特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

4月11日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2ニ C3ハ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた21戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた22戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、ジャンピンジャックに半馬身交わされて2着となった。

5月30日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

7月20日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

8月2日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた28戦目は、月見草賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったタイセイジュピターに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月30日、中3週で迎えた29戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。