キタサンデンセツ（2015年生、母ラブエーヤン）

キタサンデンセツ（2015年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋伝説」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時6歳）と交配したラブエーヤンが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝。主な勝ち鞍は2019年のどこでもこなすべーちゃん賞(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

4月28日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

4歳（2019年）

5月15日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びで猛進したが、ギニーに交わされて7馬身差の2着に敗北した。

5月30日、中1週で迎えた4戦目は、新冠町サラブレッド銀座賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、マーベラステソーロに交わされて8馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中1週で迎えた5戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1500m 内回り曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るトーセンジルコンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月3日、中2週で迎えた6戦目は、どこでもこなすべーちゃん賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクラマサゴールドに9馬身の差をつけて順当に勝利した。